@article{oai:nisikyu-u.repo.nii.ac.jp:00000282, author = {川原, 二千夏 and 三牧, 遼平 and Kawahara, Nichika and Mimaki, Ryohei}, journal = {西九州リハビリテーション研究, West Kyushu Journal of Rehabilitation Sciences}, month = {Jan}, note = {目的:修正ボルグスケール,旧ボルグスケールの主観的運動強度評価としての活用方法を比較検討した.方法:15名の大学生(男性8名,女性7名)を対象とし,無作為に「修正ボルグスケールを使用する群」(A群)と「旧ボルグスケールを使用する群」(B群)に分けた.A群,B群ともに運動強度に対する心拍数および主観的な下肢疲労を各被験者に自転車エルゴメーターを用いた有酸素運動を行わせ,修正・旧ボルグスケールを用いて主観的運動強度を調査した.各被験者には,十分な安静を取らせ,安静時の心拍数を記録した.その後,自転車エルゴメーターを用いて20W,40W,60W,80W,100W の運動を回転数50rpm で各3分間行わせ,各運動終了前30秒間の平均心拍数を記録した.A群5名には修正ボルグスケール,B群10名には旧ボルグスケールを用いて数字と言葉で主観的運動強度(全身疲労)を聴取した.併せて,下肢の筋疲労に関する主観的運動強度(下肢疲労)も聴取した.その後,両群において各運動強度での心拍数と修正・旧ボルグスケール,カルボーネン法を用いて求めた各運動強度での%HRR の平均値を算出した.次に,各運動強度での心拍数とボルグスケールの関係および各運動強度と%HRR の関係を検討した.また,各ボルグスケールと心拍数の関係,全身疲労と下肢疲労の各ボルグスケールの相関係数を求め,2つの相関係数の差の有意性判定を行った.結果:A群の心拍数と修正ボルグスケールの相関係数は r=0.71,全身疲労と下肢疲労の相関係数は r=0.95,B群の心拍数と旧ボルグスケールの相関係数は r=0.89,全身疲労と下肢疲労の相関係数はr=0.96であり,いずれの関係にも有意差は認められなかった.運動強度と%HRR の関係では,B群よりA群のバラツキが大きかった.結語:修正ボルグスケール,旧ボルグスケールともに運動強度に対する心拍数および主観的な下肢疲労を反映し,両スケールに差はなかった.}, pages = {39--42}, title = {掲載推薦卒業論文 自転車エルゴメーターを用いた有酸素運動におけるボルグスケール評価}, volume = {15}, year = {2023}, yomi = {カワハラ, ニチカ and ミマキ, リョウヘイ} }